ウニ 再現

AM5:00
なんとも表現のし辛い空腹感で目が覚める
とにかくアレが食べたい
アレ以外受け付けませんと言わんばかりの腹具合だ

あのイガイガに詰まった黄色いアレ

そう、ウニだ
雲丹と書いてうにと詠む
あいつだ

しかし残念ながらうちにはそんな高級食材を常備しているほどセレブリティな生活はしていないため、自分で作ることにした

よくある、醤油＋プリンは昔試したことがあるが、なにをもってウニに近いと言っているのか、筆者には全く理解が出来なかった

またアボカド＋卵黄といったものもネットでは散見されるが、これもまたウニとはほど遠く、ただアボカドをいつもよりクリーミーに食して終わっただけであった

プリン＋醤油も、アボカド＋卵黄も、言わんとしていることは分かるが
ウニではない
それは何故なのか！

それは風味！
あの独特な生臭いような磯の香りのような、なんとも言えない風味を少しでも再現できれば、ウニに近づくのではないか！

嗅覚に自信のあるこの私が
再現してやろうではないか！！

早朝から謎の使命感に駆られ台所へ向かうのであった

冷蔵庫から玉子豆腐と卵（卵黄）
パスタコーナーから、たらこソースをとり
混ぜてみた
が、思いのほかこれが『うに』だった！

が、まだあの独特な香りが、スッと鼻を通るあの香りが再現出来ていない

そこで筆者は悩んだ
生臭さを消す方法はあるが、あえてつけるというのはどうしたらいいものか

Googleで
生臭い食べ物
と検索してみたが、世界の生臭い食べ物ランキングなる物が出てきて、突然のグローバル感に調べる気が失せてしまった

生臭さ
磯のような香り
スッと鼻を抜ける感覚

料理酒？？

なんとその3つのキーワードで筆者の頭に浮かんだのは、クッキングでは大変お世話になっている料理酒であった

生臭くはないが、アルコールの香りが上手いこと手伝ってウニらしくなってくれはしまいか

そう願いをかけて先ほど作った物に小さじ二杯ほど入れてみた、試してみるのに小さじ二杯とは、我ながら思い切ったことをしたが、これが思いのほかよく、ウニ風味を再現することに成功した！

あっという間にお椀一杯を食べ終え二個目は料理酒ではなく芋焼酎で作ってみたが、悪くはない
が、芋感が強い気もするのでやはり料理酒がおすすめである

長々と気持を綴ってしまったがそろそろページを閉じられてしまいそう、と言うかもう読まずに飛ばされているかもしれないがレシピを書いていこう

卵黄一個
卵豆腐一個（タレなし）
エスビーのたらこソース小さじ一杯
料理酒小さじ一杯から二杯
これらを混ぜ混ぜして完成

お好みで醤油
焼き海苔

今回使用した日本酒とパスタソースはこちら

いままでよどのレシピよりもウニです！お試しあれっ(゜ω゜)